新潟・十日町　コスモスの高原と蕎麦の里　2000.09.26

新潟県十日町市と言えば、冬の雪祭りで有名な豪雪地帯。”十日町そば”でも知られている。今の時期は、市の南部にある当間（あてま）高原リゾートを、コスモスの花が軽やかに彩る。2haの花畑には、ピンクや白、紅、オレンジ色のコスモスなど13種8万本が植えられ、今週末から10月上旬にかけて一番の見頃となりそうだ。高原は春のナノハナや初夏のジャーマンアイリスの見所でもあり、冬にはスノーチュービングが楽しめる場所。一方、白い清楚なソバの花が見られるのは、当間高原より北寄り、国道117号と栃窪峠を結ぶ十日町塩沢線沿いにある田麦地区だ。こちらも週末に花のピークを迎えるので訪ねてみたい。蕎麦のつなぎは地域で特色があり、十日町そばは、海草の”フノリ”を用いてコシの強さを持たせている。10/1〜10/31には、生そば組合恒例の「生そばまつり」が開かれる。加盟店によっては、じゃんけんで割引する所もあり、十日町そばを味わってみたいなら、この時期がチャンス。

新潟県十日町市珠川