「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

山形・面白山コスモスベルグ 100万本の花 2000.09.04

山形県山形市の東部にある「面白山コスモスベルグ」では7haの広さに、センセーション、筒型の花びらを持つシーシェルなど8種類、100万本のコスモスが揺れる。東北を代表するコスモスの名所だ。8月下旬に開花、現在5、6分咲き、来週には満開を迎えそうだ。「コスモスベルグ」とはドイツ語の「ベルグ=山」の意味から名付けられている。冬はスキーヤーが滑走する斜面を、赤や白、ピンクなどの花たちが彩る。スキー場から面白山山頂(標高1264m)まで歩いて40分。天気がよければ朝日連峰も展望できる。近くには、丸木橋や吊り橋の架かる紅葉川渓谷があり、川沿いの奇岩や七滝を眺めながらハイキングを楽しんでみたい。JR仙山線沿線には、東北の名刹、芭蕉ゆかりの山寺として知られる立石寺(りっしゃくじ)がある。ブナ材の建築物としては、日本最古のものだ。杉木立の中をひとつひとつ登りつめて行く、1000段もの石段。五大堂から眺める景色は感無量となるだろう。

開 8月下旬〜10月 8:00〜17:00
休 期間中無休
料 無料
備 リフトは運行していない
交 JR面白山高原駅から徒歩10分
駐 無料
所 山形県山形市
問 023-657-3466 面白山地区観光協議会