長野・入笠山　パノラマビューとマツムシソウ　2000.08.29

南アルプス北部、長野県の富士見町、高遠町、長谷村にまたがる入笠山は、6月に咲くスズランの群落地で有名。また、山々の展望と湿原の植物などを楽しむハイキングコースとしても人気が高い。現在、入笠湿原ではマツムシソウ、クサレダマ、サワギキョウ、ウメバチソウ、コウリンカ、タムラソウなど可憐な花が咲いている。標高1955m、入笠山の山頂に立てば、ぐるり360度のパノラマが広がる。すぐ目前の八ヶ岳から、奥秩父、富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプスまで、中部山岳地帯の山がラインナップする雄大な眺めだ。ふもとから登山道を歩く、スキー場のゴンドラリフトを利用する、山頂付近まで車で向かうなど、それぞれに見合ったコースを選んで行きたい。ゴンドラにはMTB積載もOKなので、高低差800mの林道を走ることも可能だ。バラグライダーで上空からの景色も堪能できる。汗をかいたら、富士見温泉「ゆーとろん　水神の湯（TEL　0266-62-8080　700円）」の露天風呂で一息ついては。

長野県諏訪郡富士見町