愛媛・双海　酔芙蓉の花咲く　海沿いの道　2000.08.21

愛媛県の双海（ふたみ）町は、日本夕陽百選にも選ばれた町。”しずむ夕日がたちどまる町”を合言葉に、町づくりが行われている。国道378号、「夕やけこやけライン」は瀬戸内海に沈む夕日が一際美しい道だ。街道沿いには「道の駅　ふたみ」があり、周辺にはピンクのフヨウ2000本やスイフヨウ（酔芙蓉）200本が1kmにわたって植えられている。”酔芙蓉”とは、朝、咲き始めた時は白い花が、時とともにほんのり色づき、夕方には紅色となってしぼむ、まるで花が酔ったように見えることから名づけられている。花は現在開花し始めたところ、8月末には満開を迎え、9月末まで次々開花、見頃が続きそうだ。道の駅は「ふたみシーサイド公園」となっており、夕日のミュージアム、レストランがある他、オレンジ味の夕日ソフトなど特産品販売のセンターもある。9/2には、海に最も近い駅、JR下灘駅で”夕焼けプラットホームコンサート”が開かれる。標高896mの牛ノ峯からは、パラグライダーで伊予灘を一望することもできる。

愛媛県伊予郡双海町