新潟・高田公園　外堀に広がる紅白の蓮　2000.07.31

新潟県上越市の中心部にある高田公園は、高田城跡の敷地、面積50haの都市公園。春は4000本のサクラが彩り、日本三大夜桜の一つに数えられる。夏は外堀の水面を紅白のハスが覆い尽くす。19haの外堀のうち16haを占め、東洋一の規模と言われるハスの群落は圧巻だ。ピンクの花が大半だが、白いハスも見かけられ、現在ちょうど見頃となっている。8月のなかばまで見頃が続きそうだ。外堀には朱色の西堀橋が架かり、堀に沿って遊歩道も続く。8/1から「上越はすまつり」を開催する。早朝に咲くハスに合わせ、8/6には、6:00〜”早朝走ろう会”や”はすの花撮影指導会”、9:00〜”ゆかた茶会”なども行われる。復元された高田城三重櫓は、まつり期間中には、7:00〜16:30まで無休で開館し、夜間はライトアップも行われる。上越市は、”赤いろうそくと人魚”などの名作を残した小川未明ゆかりの地でもある。7/1〜10/1まで「郷土が生んだ童話作家　小川未明の世界」を旧師団長官舎（TEL　0255-26-5903）で開催中。

新潟県上越市本城町