北海道・札幌　都会のオアシス百合が原公園　2000.07.24

百合が原公園は、北海道札幌市の中心部から北東へ8kmの場所に、総面積24ha、花壇や芝生広場、パークゴルフ場などを持った公園だ。”世界の百合広場”には、約100種（原種70種）､12万球のユリが植えられている。現在、栽培面積の最も広いリーガルリリーの白い花が開花中。他に黄色のクリホマレ、白のアラスカなど30種程のユリが香りを放って咲き競う。園内では6月に咲くオレンジのエゾスカシユリから、9月のピンク色をしたウチダカノコに至るまでユリの花リレーが続く。7月は咲く種類が最も多いため”ゆり月間”として、第2火曜から最終日曜まで講習会や園内案内も行われる。公園にはユリの他にも高山植物600種やボーダー花壇、有料の温室・国際庭園など、樹木も含めて6400種の植物があり、50種のライラック、バラ、ムスカリ、フジ、アジサイ、ダリアなど春から秋まで多様な花を楽しみに出かけたい。芝生広場にあるサイロ型展望台、一周2kmのリリートレインからの展望もいかが。

札幌市北区百合が原公園