北海道・新得　トムラウシ山とソバの町　2000.07.19

北海道の屋根、大雪山国立公園の太平洋側、トムラウシ山（日本百名山）の稜線南側にあたるのが新得町。山裾は広大な十勝平野に至る。ソバの名産地として知られ、現在白いソバの花がちらほら咲き始めている。7月下旬〜8月上旬にかけて一面に広がるソバ畑が見頃を迎えそうだ。特に国道38号線沿い、1.5キロメートルにわたりソバ畑が続く”そばロード”は圧巻となるだろう。一画には白い花だけではなく、中国原産のピンク、ネパール原産の赤いソバも植えられている。赤やピンクの花はまだ咲いていないが、7/30の「ソバの里まつり」の頃には見られるだろう。沿道にある「そばの館（TEL　01566-4-5888）」は、そば打ち体験もできる蕎麦処。そばソフトクリーム250円などソバ関連商品も販売している。一方、トムラウシやヒサゴ沼、東大雪の五色ヶ原、沼ノ原などでは、高山植物が花盛り。五色ヶ原では、ハクサンイチゲ、チングルマ、ツガザクラなどが咲き乱れる。天空のお花畑は8/10頃までに訪ねたい。

北海道上川郡新得町