「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

岐阜・乗鞍畳平 スカイラインと高山植物 2000.07.15

百名山のひとつ乗鞍岳は、長野県安曇村、岐阜県丹生川(にゅうかわ)村、高根村にまたがる3000m級の山々が連なる火山群の総称。岐阜県側には、有料の乗鞍スカイラインが走り、今では登山の山と言うより、気軽に山岳景観を楽しむ場所として、観光客が大勢訪れるようになった。スカイライン終点の畳平から、鶴ヶ池、亀ヶ池周辺では、高山植物が花の季節を迎えている。今年は雪が少し多目ということだが、一帯では高山植物の女王コマクサが咲き始め、ハクサンイチゲ、キバナシャクナゲ、ミヤマキンバイ、ショウジョウバカマ、コイワカガミなど可憐な花が次々咲いている。7/26・28、8/1・3・7には、畳平にて自然観察教室も開かれる。スカイラインは早朝3:30にはゲートが開くので、観光客が大挙する前に、大黒岳、富士見岳などから荘厳なご来光を拝むことも可能だ。大雪渓では、サマースキーも楽しめる。山を降りたら、乗鞍高原にも平湯温泉側にも立ち寄り湯があるので、一風呂浴びてはいかが。

開 随時 (スカイライン3:30〜20:00)
休 無休
料 無料
備 スカイライン片道1570円 畳平 有料WC(100円)
交 JR高山駅からバスで1時間平湯温泉、乗り換え45分で畳平
駐 無料 400台
所 岐阜県大野郡丹生川村
問 0577-32-3191 乗鞍観光協会