「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

群馬・赤城山 覚満淵のニッコウキスゲ開花 2000.07.04

群馬県富士見村、赤城山頂にある覚満淵(かくまんぶち)。元々はカルデラ湖大沼の一部だったが、水位低下により湿原になった。一周30分程のコース。”小尾瀬”とも言われ、5月のミズバショウ、モウセンゴケ、6月のレンゲツツジ、7月にはニッコウキスゲが花開く。今年は例年よりやや早くニッコウキスゲが咲き始め、7/10〜月末までが見頃となりそうだ。他にクサタチバナ、ノハナショウブ、トリアシショウマなどが見られる。これから開花するのはクガイソウやツリガネニンジンだ。第3スキー場の斜面でもニッコウキスゲが咲き出し、続いてギボウシやヤナギランも見られるようになるだろう。周辺には、大沼・小沼の一周コースや地蔵岳・黒檜山登山コースなどハイキングコースがいろいろ。地蔵岳へはロープウェイもあるので関東平野の展望を楽しみたい。大沼でボート遊び、赤城ふれあいの森で380mのローラー滑り台はいかが。グルメ街道沿い野菜直売店からは、焼きとうもろこしの香ばしいにおいが鼻をくすぐる。

開 随時
休 無休
料 無料
交 JR前橋駅からバスで1時間20分赤城公園ビジターセンター下車
駐 無料 20台(ビジターセンター)
所 群馬県勢多郡富士見村
問 027-288-2211 富士見村役場


   ※2003年現在、残念ながら
    覚満淵のニッコウキスゲは、ここ2、3年シカの食害により数が減少し
    見所として、紹介できる程の花数はなくなってしまった