「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

大分・神楽女湖 ほとりに咲くハナショウブ 2000.06.28

大分県別府市と言えば、赤やコバルトブルーの温泉が見られる”地獄巡り”、泉質の違う温泉巡りが楽しめる”別府八湯”などが有名。温泉街から車で30分程行けば、豊かな自然を残した高原だ。標高600m、周囲1kmの小さな神楽女湖(かぐらめこ)のほとりには、ハナショウブがあでやかに咲く。70種1万5000株、30万本のハナショウブは現在7分咲き、今週末から来週にかけて見事な花風景が見られるだろう。神楽女湖からは豊後富士と呼ばれる端正な由布岳や春のサクラ、初夏のミヤマキリシマ、秋の紅葉、冬の霧氷が美しい鶴見岳も眺望できる。周辺ではバードウォッチング、歩いて5分の志高湖(しだかこ)では、キャンプも可能だ。ロープウェイで鶴見岳の頂上まで登れば、別府市街から別府湾、阿蘇くじゅう国立公園までパノラマビューが広がる。さらに北へ向かった十文字原高原からの夜景は、大分市方面にハート型に街の灯が見えるポイントだ。

開 随時
休 無休
料 無料
備 7/2まで臨時バス便
交 JR別府駅からバスで40分徒歩10分
駐 有料 500台(300円)
所 大分県別府市
問 0977-21-1111 別府市役所