静岡・天神原植物園 丘に揺れるササユリ 2000.06.27
静岡県南伊豆町の天神原植物園は、標高350m、広さ1ha、海の見える丘には、日本の山野草を中心に1500種の植物が植えられている。現在、繊細な花姿のササユリ3万株が満開となっている。開花からすでに1ヶ月ほど経つため、なるべく早めに訪れた方がよいだろう。他にシモツケソウ、クガイソウなども見られる。園内は、高山植物、湿地帯、山野草などに分かれて見学コースがあり、春の雪割草、カタクリ、クマガイソウ、シラネアオイ、山ツツジ、夏はササユリ、レンゲショウマ、サギソウ、古代ハス、秋にはイワシャジン、ワレモコウ、オミナエシ、マツムシソウ、リンドウなどが丘を彩る。売店では、山野草の苗、周辺の窯元による陶器類、地場の野菜類なども販売している。6月下旬の伊豆と言えば、下田公園のアジサイや賀茂村黄金崎公園のヘメロカリスが有名だが、今年の黄金崎は大規模な公園工事開始のため花は見られそうにない。来春リニューアルまで花はお預けの形だ。
開 9:00〜17:00 休 無休 料 大人500円 こども300円 交 伊豆急行下田駅からバスで1時間、島見峠下車すぐ 駐 無料 40台 所 静岡県賀茂郡南伊豆町天神原
 問 0558-64-8178
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