青森・岩木山 可憐なミチノクコザクラ 2000.06.26
百名山の一つ、青森県岩木町にそびえる岩木山。津軽富士とも呼ばれ、その流れるような稜線の美しさを太宰治が描写した山。現在、9合目、種蒔苗代付近では、高山植物ミチノクコザクラの可憐な花が咲き始めている。5月下旬〜8月上旬、標高1400〜1500mのリフト降り口から百沢登山道大沢、名水錫杖(しゃくじょう)清水にかけて、雪の解け始めた場所から花が咲いていく。ただし百沢登山道大沢は7/20頃まで雪渓が残り、雪のある間は危険なルート。花を見るなら津軽岩木スカイラインとリフト、初心者には岳登山道からのアプローチがおすすめ。高山植物はこの他、岩場ではイワウメが満開、イワヒゲが開花。種蒔苗代ではミヤマキンバイやショウジョウバカマ、ネバリノギラン、リフト付近ではハクサンチドリが見頃だ。山頂からは、天気が良ければ、南に白神山地や遥かかなたの鳥海山、西には日本海、北に津軽平野や北海道、東には八甲田山とぐるり360度の展望も楽しめる。
開 随時 休 無休 料 無料 備 ・スカイライン8:00〜16:30 1780円 ・リフト9:00〜16:00 往復750円 交 JR弘前駅からバス1時間で岳温泉、さらにバス30分で岩木山8合目、リフト10分で9合目 駐 無料 岩木山8合目 所 青森県中津軽郡岩木町
 問 0172-82-3111 岩木町役場
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