「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

佐渡島・大野亀 トビシマカンゾウ大群落 2000.06.03

佐渡島北部、両津市の外海府(そとかいふ)にある大野亀は、日本三大巨岩のひとつ。波打ち際から166.8mの頂上まで一枚岩でできている。巨大な岩の裾をトビシマカンゾウ(キバナカンゾウ)の大群落が覆う。花の群落は6ヘクタール35万本におよび、どこまでも青い日本海を背に黄橙色の花風景が一面に広がる。日本一のカンゾウ群落と言われている。トビシマカンゾウは、ニッコウキスゲに似た花だが、やや大きめで草丈は1m以上になり、山形県の飛鳥、酒田海岸と佐渡に自生する。現在花は4分咲き、「佐渡カンゾウ祭り」が開かれる6/11頃が見頃となりそうだ。6/3〜10までは毎晩かがり火の前で、勇壮な鬼太鼓や佐渡民謡などが日替わりで演じられる。外海府一帯は海中公園に指定され、特に二ツ亀は、「日本の水浴場55選」に選ばれた美しい海の色が印象的だ。2匹の亀に似た島は、渚の幅20m長さ300m、潮の満ち引きで島になったり陸続きとなる。

開 随時
休 無休
料 無料
交 両津港から急行バスで1時間半 6/11のみ臨時直行バス有
駐 無料 周辺
所 新潟県両津市
問 0259-23-3300 両津市観光協会 http://www.sado.co.jp/ryotsukankou/