岩手・沢内　カタクリ群生地に春届く　2000.05.08

岩手県沢内村では、カタクリの花がピークを迎え、5/10、11頃までに訪れるのがよいだろう。村の花カタクリは、志賀来、湯ノ沢など各所に群生地があり、気軽に訪れて見応えがあるのは、安ヶ沢や大荒沢の群生地だ。安ヶ沢のカタクリは平地に広がり、0.4ヘクタールに花が密集する。地ビール「沢内銀河高原ビール」（TEL　0197-85-5311　日帰り温泉600円　ビアレストラン、アイスクリーム工場、体験工房やホテル併設）近く、大荒沢の群生地は、林間の広い面積にカタクリが咲き、安ヶ沢のように密集はしていない。山あいの村では春が一気に訪れ、ミズバショウ、ウメ、サクラ、コブシなどもいっしょに咲き始めている。村内を縦貫する県道1号線を北上すれば、雫石や盛岡方面へ向かう。盛岡市街のサクラは散ったが、山に囲まれたJR山田線上米内（かみよない）駅前「米内浄水場」（5/14まで　9:00〜18:00　）には、樹齢75年のベニシダレの巨木10本や若木20本が、現在3分咲きで5/10頃満開となりそうだ。

岩手県和賀郡沢内村