山梨・実相寺　山高神代桜とスイセンの花　2000.04.10

南アルプスの東側にある山梨県武川（むかわ）村。山高地区の実相寺境内には、樹齢2000年と言われる天然記念物の”神代桜（じんだいざくら）”があり、現在7分咲き、これから4/13頃までが見頃だ。サクラの種類はエドヒガンザクラで、花の色が淡い紅色から、開花するのにともなって白くなるため、別名シロヒガンとも呼ばれている。南アルプスや八ヶ岳の山々を展望する実相寺には、モクレンの花も咲き、他に30本のソメイヨシノ（4/13〜4/24頃）、8万球のラッパスイセン（4/13〜4/30頃）、3万球のチューリップ（4/20前後10日間位）と次々に春の花が見頃を迎える。また、牧場のある真原（さねばら）地区では、750メートルに200本の桜並木が続き（4/22〜4/24頃）、同地区のチューリップ5万球は4/28頃が見頃となるだろう。さらに、樹齢470年と言われる枝ぶり豊かな”舞鶴の松”がある萬休院山門近くでも、4/20頃には5万球のチューリップを楽しめる。山里の春はカラフルに衣替えしていく。

山梨県北巨摩郡武川村山高