「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

栃木・花之江の郷 早春に咲く花々 2000.03.25

栃木県津賀町の「もめん弥 花之江の郷」は、山・郷・林・湿地と分かれた4ゾーンに約800種の植物がある、野の花を中心とした自然植物園だ。今の時期は、山ゾーンの雑木林の足元に咲く花に注目したい。ミスミソウ(雪割草)やアズマイチゲが見頃、ショウジョウバカマ、カタクリも咲き始め4月上旬が見頃となるだろう。湿地ゾーンにあるピンクのホトケノザやブルーのオオイヌノフグリも、まとまって咲くときれいだ。他に、ザゼンソウ、キクザキイチゲ、シュンランも見られる。今年は寒さの影響で、全体的に花木類の開花が10日〜2週間程遅れ気味。林や郷ゾーンの、ミツマタ、サクラ、ハナモモ、レンギョウ、ユキヤナギなどが咲きだし賑わいを見せるのは、4月に入ってからになりそうだ。花之江の郷(http://www.yomogi.or.jp/~hananoe/)では、イベントの他、具体的な花の名前を挙げて、開花・閉花時期、見頃の情報などを載せている。

開 通年 2月上旬〜11月下旬 9:00〜18:00(季節により異なる)
休 4月〜9月無休 その他の月(第2・4金曜)
料 大人500円(10〜3月)・800円(4〜9月) こども300円 冬期無料期間あり
備 送迎バス(3月第3土曜〜10月) 新栃木10:50発・花之江の郷14:00発
交 東武新栃木駅から車で20分
駐 無料(約100台)
所 栃木県下都賀郡都賀町大柿1312
問 0282-92-8739