「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

岐阜・上矢作町 山あいに春を届ける福寿草 2000.03.24

中央アルプスの南、上矢作町達原大平地区は山あいの小さな集落(三戸)。ヒノキやスギ林の裏山へと続く道端から、田畑の斜面にかけて、40アールにわたりフクジュソウが自生している。花は6分咲き、今年はやや開花が遅れ、見頃は月末から4月上旬となる見込みだ。集落にはそれぞれの暮らしがあり、そこに咲く花々なので、マナーを守って巡り歩きたい。足元はスニーカーが良さそうだ。隣の山岡町には、大豆の豆の色を使い分け、やわらかな色合いで季節の情景を表す豆腐を造る「豆腐殻屋(おからや)」(TEL 0573-56-2554 11:00〜17:00頃 木曜休)がある。鮮度が大切な豆腐は、この店にしかないが、油揚げは東京新宿の「クィーンズ伊勢丹」でも手に入る。4/1〜4/9の横浜石川町「ギャラリー棲山荘」では、アメリカ50’sの雰囲気「Oh!color’s cafe」で、豆腐のオカラを使った料理も味わえる。豆腐やオカラに賭ける心意気が伝わってくるだろう。

開 3/12〜4/9 10:00〜15:00
休 無休
料 大人300円(環境整備費)
交 明智鉄道岩村駅から車で20分
駐 無料 30台
所 岐阜県恵那郡上矢作町
問 0573-47-2111 上矢作町役場