東京・昭和記念公園　春を呼ぶ花々　2000.03.16

東京の郊外にある広大な「国営昭和記念公園」では、早春の花が次々に咲いている。ちょうど見頃を迎えているのは、南口サイクルセンター近くのクリスマスローズ。露地植えの2000株は、クリーム色、薄緑色、紫色、斑入りなどしっとりとした色合いで見応えも十分だ。花木園では、足元のフクジュソウ（100株）やミスミソウ（130株）が可憐な表情を見せる。フクジュソウは、園内各所では5000株におよぶ。花木では、ウメ、サンシュユ、マンサクなど、早春の花や香りを楽しみたい。ミモザ、ハクモクレン、ジンチョウゲなどは、まだこれからだ。春休みには、一面の菜の花やアイスランドポピーも咲き出すだろう。今年は黄色いハナナ（ナノハナ）5万株の他にムラサキハナナ2万3000株も登場する。公園で毎月開かれる「草笛教室（第1日曜）」、クラフトなどを楽しむ「子供の森教室（第2土曜）」、ディスクゴルフなどニュースポーツを楽しむ「サンデースポーツ教室（第3日曜）」、「野鳥観察会（第4日曜）」などにも参加してみては。

東京都立川市緑町