東京・吉野梅郷　梅の里をハイキング　2000.03.11

青梅市の吉野梅郷は、多摩川の渓谷沿い東西4キロメートルにわたり、2万5000本のウメがある。樹齢100年を超える古木も見かけられる、関東の代表的な梅の名所だ。現在ウメは3分咲きで、3/19の「観梅市民まつり」前後が見頃となりそうだ。中でも「青梅市梅の公園」では4ヘクタールに120種1500本のウメが植えられ、花の盛りには紅梅、白梅、薄紅梅と、丘の上は美しい色合いと香りにつつまれる。周辺には「青梅きもの博物館」、作家の「吉川英治記念館」、「櫛かんざし美術館」、日本画の「玉堂美術館」などが点在する。柔らかな春の光の中をハイキングしてみたい。上流の御岳渓谷沢井には、銘酒”澤乃井”「小澤酒造」の酒蔵があり、蔵見学や直営店で食事もできる。気軽に屋外の庭園で軽食をとれる所や、豆腐と湯葉のコースの「ままごと屋」（TEL　0428-78-8377　要予約　3800円〜8000円）などもある。仕込みに使われる水を園内で汲むことも可能だ。御岳渓流は、名水百選の場所でもある。

東京都青梅市梅郷