滋賀・今津 雪の中のザゼンソウ群生地 2000.03.10
琵琶湖の西岸にあたる滋賀県今津町には、およそ5000平方メートルに2000〜3000株のザゼンソウが群生する自生地があり、自生地の南限と言われている。現在花は咲き始めているが、降り積もった雪が群生地に10〜20センチメートルあり、所々雪が解けた部分から顔をのぞかせている状態だ。その数はおよそ数十株であるが、雪の中に見え隠れするザゼンソウも趣があるものだ。このまま、雪解けが進めば、3/20頃までが見頃となるだろう。今津町は、縄文・弥生時代の遺跡が見られ、宿場町として栄えた町である一方、水と緑に恵まれて豊かな自然も多く残る。北部の家族旅行村「ビラデスト今津」周辺にはイワウチワが群生する他、酒波寺の桜、1万本のカキツバタが咲く平池(周辺ではモリアオガエルも産卵する)、湖岸のハマヒルガオ、秋のソバ畑など花の見所も多い。清らかな水辺にはニシカワトンボやハッチョウトンボ、水鳥達も羽を休める姿が見られる。
開 随時 休 無休 料 無料 交 JR近江今津駅からバスで7分、徒歩3分 駐 無料10台 所 滋賀県高島郡今津町
 問 0740-22-2551 今津町役場
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