「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

能登半島 徳保千本椿と日本海の眺望 2000.03.08

能登半島北端の石川県珠洲(すず)市には、外浦から内浦にかけて、日本海の荒々しさと静けさ、二つの表情を楽しめる美しい海岸が続いている。海中公園で知られる木ノ浦海岸近く、徳保の千本椿では、原生林の真っ赤なヤブツバキが満開に近づき、来週から月末にかけてが花の見頃となるだろう。3/12の「すず椿フェスティバル」は、「珠洲焼(陶芸)とツバキのハーモニー」をテーマにツバキの生け花展やお茶席などのイベント、ツバキの苗木や陶芸品の販売が行われる。日本海を眺めるなら、外浦の方から順に、真冬の風物詩「波の花」で有名な真浦海岸、落日の美しい仁江海岸、「海から昇る朝日と海に沈む夕日が同じ場所で見られる」最先端の禄剛崎。内浦では、透明度と白砂青松の鉢ヶ崎海岸(日本の渚百選)、ダイナミックな軍艦島を目の前にする見付海岸もある。よく晴れた日には鉢ヶ崎海岸から見付海岸付近まで、遠く富山湾越しに立山連峰が望める所だ。

開 随時
休 無休
料 無料
交 のと鉄道珠洲駅から木ノ浦行きバスで1時間終点下車
駐 無料10台 (周辺50台)
所 石川県珠洲市
問 珠洲市役所 0768-82-2222