「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

茨城・水戸の名園 偕楽園を彩る梅の花 2000.03.07

茨城県水戸市の偕楽園と言えば、金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつ、関東の代表的な梅の名所だ。徳川斉昭公が「民と偕(とも)に楽しむ」ことを目指した庭園で、現在は広さ12.7ヘクタールに100種3000本のウメが植えられている。早咲きの烈公梅、中咲きの柳川枝垂、月影、遅咲きの江南所無、思いのままなどが次々咲き、気品ある香りとともに名園を彩る。花は5分咲きとなり、今週末から来週にかけてが見頃となりそうだ。休憩所として建てられた好文亭3階、楽寿楼からも園内を眺めてみたい。2/20〜3/31まで「水戸の梅まつり」が開催され、野点や野外琴の会なども開かれる。同じ水戸市の弘道館では60種800本のウメがあり、古木のウメと歴史ある建物の風情を楽しみたい。また、水戸の新名物「薬膳水戸藩ラーメン」(黄門様が味わったラーメンを再現 880円)は、金龍菜館(TEL 029-226-2500 11:00〜23:00 水曜休)で、旅の土産話にいかが。

開 7:00〜18:00
休 無休
料 入園無料(好文亭 大人180円 こども90円)
備 3/12周辺交通規制
交 JR水戸駅から偕楽園行きバス15分(梅まつり期間中JR偕楽園下臨時駅停車)
駐 土・日曜 有料500円(300台)
所 茨城県水戸市
問 029-224-0441 水戸観光協会