「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

福岡・太宰府天満宮 伝説の飛梅が満開 2000.02.25

菅原道真公が京より左遷された大宰府では、歌に詠まれたウメの木(道真公を慕って一晩で京より飛んで根付いたと言われる「飛梅」)があり、ちょうど満開となった。天神さま聖廟の地である大宰府天満宮、華麗な本殿横にある白梅が、ご神木であり伝説の木として代々守られ、語り継がれている。ウメを愛した道真公ゆかりの境内には、飛梅の他に197種6000本のウメがあり、全体としては5分咲きで、3月上旬が見頃となりそうだ。紅白のウメが咲き競う3/5には、「曲水の宴」が催され、美しい衣装を身にまとい、小さな流れに盃を浮かべ、盃が通り過ぎる前に歌を詠む、雅な平安貴族の歌遊びが再現される。筝曲やお神楽、白拍子の舞いなども行われる。観覧席は1500席設けられるが、予約制でないため早めに訪れたほうがよいだろう。なお、東京・羽根木公園には大宰府天満宮より寄贈された飛梅の分身の木がある。

開 日の出〜日の入
休 無休
料 無料
交 西鉄大宰府駅から徒歩5分
駐 有料2000台(400円)
所 福岡県太宰府市
問 092-922-8225