「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

東京・神代植物公園 春を告げる花々 2000.02.19

東京都調布市にある神代植物公園には、73種210本のウメがあり、現在、梅園では早咲きのウメが満開、これから3月はじめにかけて次々開く花を楽しめるだろう。また、黄色や赤のマンサクもちょうど見頃を迎えている。早春を代表する可憐なフクジュソウ(露地植え)やセツブンソウ(植物会館前のプランター1鉢)にも目を向けたい。2/20まで「クリスマスローズ展」を開催中。寒さ厳しい頃にひっそりと咲くクリスマスローズは、フクジュソウやセツブンソウと同じキンポウゲ科の花。展覧会では150点、色あいは大別すると白色、暗赤紫色、緑色系のものが展示されている。うつむき加減に咲く花が印象的だが、花びらに見える部分は、がくにあたるそうだ。ひとつひとつの花の表情をじっくり見ていきたい。公園内にある武蔵野の面影を残す雑木林では、葉を落とした木々の樹形や木肌を見て歩くのも楽しみだ。木々が芽吹くには、もう少し時間が必要なようだ。

開 9:30〜16:30
休 月曜
料 大人 500円 中学生200円(都内在住中学生無料) 小学生・65才以上 無料
備 大温室
交 京王線調布駅からバス15分
駐 有料(2時間まで500円 以後30分毎100円)
所 東京都調布市
問 0424-83-2300