「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

高知・大豊町  福寿草の里 5万株の群生 2000.02.07

四国のほぼ中央、高知県大豊町でようやく春の使者、フクジュソウの花が咲き始めた。星空の美しい梶ヶ森の麓、標高700〜800メートルにある福寿草の里は、12戸40人足らずの小さな山あいの集落。山の斜面、約2ヘクタールの田畑の畦道に、5万株ものフクジュソウが群生する、西日本では珍しい光景だ。例年1月中旬に開花するが、今年は暖冬にもかかわらず開花が遅れ、一面の花風景は、2月下旬〜3月上旬になりそうだ。雪の間から顔をのぞかせる可憐な姿に今年は出会えるのか、詳しい花の状況など現地へ確認してから出かけたい(福寿草を育てる会 TEL 0887-74-0324 2/13〜3/12まつり期間中のみ)。 会の婦人部では、春のもてなし弁当「福寿草の里づくし」1100円も予約受付中だ。期間中には、地元産品の展示販売があり、日曜には餅つきなども行われる。また、茶店でアメゴの塩焼、田楽、うどんなどもいかが。なお、冬場の山間地なので人も車も足元はしっかりしよう。週末は車の混雑が予想される。

開 福寿草まつり 2/13〜3/12 8:30〜17:00
休 期間中無休
料 入山料300円
交 JR豊永駅から車で20分
駐 無料70台
所 高知県長岡郡大豊町南大王
問 0887-72-0450 大豊町役場