「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

江戸の名園・京王百草園 梅まつり開催中 2000.01.29

東京の郊外、日野市にある百草園(もぐさえん)は、江戸中期に小田原城主の妻が、徳川家康の長男追悼のため松連寺を再建して造った庭園。自ら植樹と伝えられる樹齢300年の白梅、寿昌梅が今でも残る名園だ。1/29〜3/20まで梅まつりを開催中。園内にあるウメ800本のうち、現在は2分程度、早咲きの紅梅が開花。2月なかばには寿昌梅も咲き、一番の見頃となりそうだ。古くから文人、歌人も訪れ、若山牧水ゆかりの百草園では、まつり期間中の日曜に、表千家または裏千家による茶会も開かれる(当日参加一服500円)。また、土・日曜の全国酒蔵まつり(銘酒の試飲・販売)は、左党には耳寄りな話だ。園内からは、晴れれば新宿の高層ビル群も眺望できる。百草園へのアクセスは、多摩モノレール(1/10全線開通 TEL 042-526-7800)で、南北方面からが便利になった。

開 9:00〜17:00
休 期間中無休
料 期間中 大人300円 こども100円 (甘酒200円)
交 京王線百草園駅から徒歩10分
駐 なし
所 東京都日野市百草560
問 042-591-3478