「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

古都鎌倉・瑞泉寺 冬の庭を彩る花 2000.01.19

神奈川県鎌倉市の瑞泉寺は、四季折々花の絶えない古刹で、特に冬のスイセンが有名だ。夢窓疎石により作られた庭は、鎌倉時代の形式を今に伝える貴重な場所。苔むした庭には、5000株の日本スイセンが植えられ、早咲きの花が咲き始めている。これから3月にかけて順次開花する花を楽しめるだろう。他に、今見頃を迎えているのは、カンギクやロウバイの花。ウメはつぼみがふくらみ始め、紅梅がちらほら咲きだしたところだ。美しいセンリョウやマンリョウ、ナンテンの赤い実も冬の庭に彩りを添えている。2月に入れば、紅白のウメやフクジュソウの花も加わり、境内はやさしい早春の香りにつつまれていく。

開 9:00〜17:00
休 無休
料 大人100円 小学生50円 
交 JR・江ノ島電鉄鎌倉駅から京浜急行バス大塔宮行きで10分終点下車、徒歩15分
駐 無料20台
所 神奈川県鎌倉市二階堂
問 0467-22-1191 瑞泉寺