「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

城ヶ島公園 香り豊かな八重咲きスイセン 2000.01.07

神奈川県三浦半島の先に浮かぶ城ヶ島は、北原白秋の歌で有名な小さな島。城ヶ島大橋を渡った東側の公園では、群生する八重咲きのスイセンが咲き始め、早春らしい花の香りが広がっている。駐車場付近が最も早く咲き出し、1月なかばから2月末にかけて順次開花していく。この季節、島の南側にある断崖絶壁では、越冬するウミウ(およそ200〜300羽)を4月頃まで見ることができる。島付近にはエサがないためか、日中は東京湾や相模湾あたりにまで羽をのばし、15:00〜15:30頃に巣に戻ってくる。かつて島で見られた他の野鳥は、無責任に捨てられた野良猫に夜間襲われてしまうため、残念ながらほとんど姿を消したそうだ。

開 随時
休 無休
料 無料
交 京浜急行三崎口駅から城ヶ島行きバスで30分、白秋歌碑前下車
駐 有料106台420円 無料もあり
所 神奈川県三浦市三崎町城ヶ島
問 0468-53-8800 横須賀土木事務所