「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

花之江の郷 シモバシラから生まれる氷の花 1999.12.13

栃木県都賀町にある「花之江の郷」は、和菓子の店による「野の花自然園」。水辺の花から野山の花や木まで、四季折々の風景を楽しめる所だ。今は、ガマズミの赤い実が美しく、サザンカも咲き始めている。この時期、おすすめはシソ科のシモバシラ。秋に花穂が一方向に並んで咲き、花はすでに枯れているが、冬になると枯れた茎を通って吸い上げられた水分が氷結して、リボン状にまるで氷の花が咲いたようになることから、名付けられたという。自然が創り出す不思議な造形を見てみたい。また12/26までは、11年に撮影されたアマチュアカメラマン76名の作品展も開催中だ。お土産には冬期限定、長寿の米と言われる黒米の大福や黒胡麻の蒸しどらもいかが。

開 通年 11月下旬〜2月中旬 9:30〜16:30(開園・営業時間 季節により異なる) 
休 10〜3月第2・4金曜 年末年始12/29〜1/9
料 冬期(11月下旬〜2月中旬)無料 その他有料
交 東武新栃木駅から車で20分
駐 無料(約100台)
所 栃木県下都賀郡都賀町大柿
問 0282-92-8739