「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

見頃を迎えた 古都京都の紅葉を訪ねる 1999.11.27

紅葉の見頃を迎えた京都は、日本的な美しさが凝縮される時。歳月を経た建物と染め上げられた紅葉が、音楽を奏でるように調和する。洛東には、優雅で風流な日本庭園の紅葉で知られるもみじの永観堂(禅林寺)がある。南へ下れば、清水寺の舞台や東福寺の通天橋から、眼下に広がる紅葉が幾重にも重なり合う見事な景観を楽しむことができる。洛西の嵐山では、桂川にかかる渡月橋周辺から望む山々がちょうど見頃。ボートや屋形船(昼食付き5500円)など船べりから眺める紅葉もおすすめだ。さらに北山杉の美しい清滝川沿い栂尾、槙尾、高雄(高尾)の地域では高山寺、西明寺、神護寺など趣きある古刹巡りに時間をかけてみたい。

開 寺により異なる (ライトアップ 永観堂11/27まで〜21:00 清水寺11/30まで〜21:30)
休 無休
料 拝観料 寺により異なる
交 渡月橋 JR嵯峨嵐山駅、京福・阪急嵐山駅から徒歩
駐 渡月橋 有料駐車場
所 京都府京都市
問 075-752-0225 京都市観光協会