「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

トロッコ列車で行く わたらせ渓谷鐵道 1999.11.04

赤城山の紅葉は、現在中腹が見頃となっているが、その東麓を走るのが「わたらせ渓谷鐵道」。桐生−間藤(まとう)間を通常の列車が走り、休日などにはトロッコ列車が運行される(大間々−足尾間 往復一便)。渓谷は色づき始めており、来週が紅葉の見頃となりそうだ。上神梅−神戸間は、進行方向右側が川沿いとなる。座席を選ぶ際に配慮しよう。沿線には、駅のホームに露天風呂がある「水沼駅温泉センター」(TEL 0277-96-2500)、神戸駅では列車利用の「レストラン清流」(TEL 0277-97-3681 月曜休・季節で異なる 11:00〜16:30 舞茸ご飯半ソバ付き1200円・きのこカレー800円など)がある。行きはトロッコ列車、帰りはゆっくり温泉につかって普通列車で帰ることも可能だ。

開 土・日曜・祝日・今年度11/23最終日 下り(大間々11:36発 足尾12:46着) 上り(足尾14:24発 大間々15:36着) 
休 指定日以外
料 運賃+整理券500円 (大間々−神戸間では運賃570円)
交 わたらせ渓谷鐵道(トロッコわたらせ渓谷号 大間々−足尾間)
駐 無料 大間々駅付近 約100台
所 群馬県山田郡大間々町
問 0277-73-2110 わたらせ渓谷鐵道


命あるものへの讃歌 富弘美術館 1999.11.04

わたらせ渓谷鐵道の沿線、草木湖のほとりにある美術館。東村出身、体育教師であった星野富弘氏は、不慮の事故により首から下の自由を失う。しかし、残された力で口を使って筆を持ち、優しいまなざしでとらえた花の絵やことばをつづっている。ここでは、命あるものへの思いをこめた作品などの他に、制作中の様子を映したビデオ画像「やさしさに会えるふるさと−星野富弘の世界」も上映されている。静かなことばの中にも、命の大切さ、生きることの素晴らしさが伝わってくる。今年度発刊の花の詩画集「あなたの手のひら」や絵はがき、額などをミュージアムショップで求めることもできる。

開 9:00〜17:00(入場16:30)
休 4〜11月無休 12〜3月月曜
料 大人300円 小・中学生200円
交 わたらせ渓谷鐵道神戸駅からサンレイク草木または春場見行きバスで10分、美術館前下車
駐 無料 約100台
所 群馬県勢多郡東村
問 0277-95-6333