「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

山形 芭蕉ゆかりの立石寺 紅葉始まる 1999.10.28

立石寺(りっしゃくじ)は、通称を山寺と言い、松尾芭蕉「奥の細道」ゆかりの古刹。紅葉は色づき始めたところで、来週末が見頃となりそうだ。山寺の名前にふさわしく、奥の院まで向かうには、何と宝珠山の石段を延々1015段も登って行かなければならない。しかし、奇岩や杉木立の中に点在する紅葉、舞台づくりの五大堂から見渡す眺めは、疲れを忘れさせるものだ。今の時期、16:00頃には日が落ちて暗くなるので、足下には気をつけたい。山寺を見渡す場所には、句会や茶会が行われる「山寺芭蕉記念館」(TEL 023-695-2221)があり、芭蕉の遺墨や奥の細道に関する資料を展示、10/31まで「平山郁夫展」も開催され、「立石寺の山」を鑑賞することができる。

開 8:00〜16:00頃
休 無休
料 300円
交 JR山寺駅から徒歩10分
駐 有料 500円(周辺)
所 山形県山形市山寺4456-1
問 023-641-1112 山形市観光協会