「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

ヒガンバナに圧倒される 巾着田 1999.09.20

巾着田とは、高麗川が丸く蛇行した地域の内側にある水田地帯を指し、形がちょうど巾着のように見えることから名づけられた。今では、春はレンゲやオオイヌノフグリ、秋はヒガンバナの名所として、カメラマンの注目を集める場所だ。真紅のヒガンバナは、およそ100万本と言われている大群落。幅20〜40メートル、長さ600メートルにも及ぶ。苔むした古木の下、どこまでもびっしりと咲く彼岸花には、妖艶な雰囲気さえ漂う。花の時期には、人も車も大混雑で覚悟が必要。それを押してでも、見る価値は十分にある所だ。花は例年より遅く開花し、9/23位から月末にかけてが見頃。車は身動きがとれなくなるので、電車で行く方がよい。足下が悪い場所もあるので、歩きやすい靴で出かけよう。

場所 埼玉県日高市高麗本郷
TEL 0429-89-2111 日高市観光課
 随時
 無休
 無料
交通 西部鉄道高麗駅から徒歩10分
駐車場 有料駐車場(1日500円)