「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

能取湖を真っ赤に染めるサンゴソウ 1999.09.11

網走市の北西部にある能取湖は、オホーツク海へとつながる静かな湖だ。秋になると、湖畔はサンゴソウで一面燃えるばかりに色づき、青い空とのコントラストが見事だ。サンゴソウは正式にはアッケシソウと言い、天然記念物にも指定されている珍しい植物。茎は多肉質で葉がなく、その部分が真っ赤になり珊瑚に似ていることからついた名だ。湖畔の群生地では、南岸の卯原内が最大規模、およそ3万平方メートルに広がっている。現在ちょうど見頃で、9/20頃までに訪れるとよいだろう。その後は色合いが次第に茶色くなってしまう。9/11、12には「サンゴソウまつり」が開かれ、周辺でとれたホタテなど海産物料理の露店も出る。国道238号沿いなので、北の湖を彩る美しい景色を是非カメラにも納めたい。

場所 北海道網走市卯原内
TEL 0152-44-5849 網走市観光協会
 随時
 無休
 無料
交通 網走駅からサロマ行きバスで17分、卯原内診療所前下車徒歩3分
駐車場 無料駐車場有り