伊吹山　パステルカラーの花畑　1999.08.09

滋賀と岐阜の県境にある伊吹山は、百名山のひとつ、織田信長が薬園をつくったことから、薬草の山としても有名だ。地理的条件、地層の性質などから、学術的にも貴重な山である。イブキを冠した植物の他、種類も千数百に及ぶと言われている。現在山では、シモツケソウをはじめ、クガイソウ、コオニユリ、イブキトラノオなどが咲き、お盆の頃までが花のピークだ。ピンク、白、黄色、藤色…まるでパステルカラーの色鉛筆で描いたような花風景がひろがる。伊吹山ドライブウェイを利用すれば8合目の登山口まで行ける。関ヶ原駅からは登山バスも運行中だ。8合目から歩いて40分で山頂まで、と手軽にお花畑が見られるのも、伊吹山の魅力だ。気軽に行ける場所であっても、山の花々は大切に次世代へと残していきたい。8/14、21はゴンドラが24:00まで営業するので、ゆったり予定を組めるだろう。

場所　滋賀県坂田郡伊吹町
ＴＥＬ　0749-58-1121 伊吹町役場
開　随時　（伊吹山ゴンドラ　9:00〜17:00）
休　無休
料　無料　（伊吹山ゴンドラ　往復1800円）
交通　JR近江長岡駅からバス13分登山口下車、伊吹山ゴンドラ8分で3合目、さらに徒歩2時間で山頂
駐車場　有料駐車場有り（ゴンドラ乗り場・登山口）