雄国沼　ニッコウキスゲ5分咲き　1999.07.02

裏磐梯猫魔ヶ岳の西にある雄国沼は、標高1089メートル周囲4キロメートルほどの沼で、湿原植物の宝庫として知られ、国の天然記念物にも指定されている場所だ。沼のほとりは、花の季節により、カラフルな衣替えをする。その最たるものが、6月の真っ赤なレンゲツツジと7月に咲く、一面光の花束、黄色いニッコウキスゲの大群落であろう。ニッコウキスゲの花は、現在5分咲きで7/10頃が一番の見頃となりそうだ。その圧倒的とも言える花のじゅうたんをめざし、多くの人が訪れるため、シーズン中は、狭い林道は大渋滞を覚悟していた方がよいだろう。そんな苦労もどこまでも明るいニッコウキスゲの花が、きっと吹き飛ばしてくれるはずだ。ハイキングには、桧原湖方面より1時間30分ほどで沼へ至るコースがおすすめだ。桧原湖畔の「道の駅裏磐梯」では、手打ちそばの実演も行われており、打ちたてのそばも味わえる（TEL　0241-33-2241　食堂10:00〜16:00　ざるそば650円　営業終了30分ほど前までに来店のこと）。

場所　福島県耶麻郡北塩原村
ＴＥＬ　0241-23-3111 北塩原村役場観光課
開　随時
休　無休
料　無料
交通　ＪＲ喜多方駅から車で40分金沢峠、さらに徒歩15分
駐車場　無料駐車場有り（金沢峠5台・桧原湖登山口）