湯の丸高原レンゲツツジ情報　1999.06.17

湯の丸高原は、標高およそ1700メートル、群馬・長野両県にまたがる高原である。東斜面には、レンゲツツジの群生地がひろがり、国の天然記念物にも指定されているおよそ50〜60万株の見事な群落美が見られる。嬬恋村から東部町に抜ける道の右手からでも、ツツジの美しい景色はのぞめるが、さらに林の中に足を踏み入れ、間近にレンゲツツジを見ると、その鮮やかさ華やかさに圧倒される思いになるだろう。湯の丸牧場の白樺林や放牧された牛とレンゲツツジも絵になる光景だ。地蔵峠付近では、今週末から来週にかけてが花の見頃となるだろう。見頃は標高によって順次移っていくため、7月上旬頃まで楽しめる。6/20にはツツジまつりが開かれ、民宿わたらせのある90番観音付近では、野点が行われたり、山菜のてんぶらやイワナの塩焼きが食べられる店も出る。高原から湯の丸・鳥帽子山まで足をのばせば、北アルプス・菅平高原・美ヶ原などぐるり360度の展望がひらけるのも魅力だ。

場所　群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原
ＴＥＬ　0279-97-3722 嬬恋村役場企画観光課
開　随時
休　無休
料　無料
交通　JR軽井沢駅からバス1時間20分
駐車場　無料駐車場有り