すずらんの森 白樺林に咲く小さな花たち 1999.05.22
山梨県芦川村の村花は可憐なスズランである。標高1300メートル、釈迦ヶ岳・黒岳・破風山に囲まれた芦川の源流地域には,およそ260万株のスズランが群生していると言われる。白樺林を歩いて行くと、足元に白い小さな花が咲き始めているところだ。緑につつまれた一帯は「すずらんの森」と呼ばれており、花を見るには、来週なかばから月末頃がよいだろう。それ以後でも花は咲くが、周りの雑草が伸びてしまい、葉の陰にかくれてしまうためだ。5/22〜5/30まで「すずらんの里まつり」が開かれる。テント村が立ち、芦川の特産であるコンニャクおでんも無料サービスされる。さらに奥へと進み、すずらん峠まで登ると、湖の向こうに見える富士山をはじめ、素晴らしい展望がひらける。また、川を下った場所には、村営の「すずらんの里 交流の館」があり、名物コンニャク料理や、やまめの塩焼き、手打ち蕎麦を味わうことができる。土産品コーナーもあるので、一息入れるにはちょうどよい場所だろう。
場所 山梨県東八代郡芦川村上芦川
TEL 055-298-2111 芦川村役場
開 随時
休 無休
料 無料
交通 JR石和温泉駅から山梨交通バス奈良原行き60分終点下車、村営バス乗り換え20分上芦川下車、徒歩90分
駐車場 無料駐車場有り
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