「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

小貝川ふれあい公園・河川敷のポピー500万本 1999.05.18

茨城県筑波山の西麓にある小貝川ふれあい公園。こちらのの河川敷には、地元ボランティアの方の努力によって、なんと500万本のポピーが植えられている。花は、ちらほら咲きはじめたところで、筑波山を背景にした鮮やかな花景色を見るなら、5月下旬〜6月上旬がよいだろう。堤防にのぼれば、風に揺れる一面の花を見渡すこともできるし、花畑の中にも歩く道がつけられているので、道をうまく利用しながら写真撮影をすることもできる。ただし写真撮影に夢中になるあまり、花の中に足を踏み入れて、無造作に踏みつけるようなことだけはしないでほしいとの話である。撮影のエチケットは、是非守りたいものだ。園内には他に、自然が残る林があり、散策するコースが設けられている。国蝶オオムラサキの生息地域もある。ネイチャーセンターでは、川魚やオオムラサキの説明・展示が行われている。また有料のバーベキューのコーナーも利用できる。時間を忘れてのんびりした気持ちででかけたい場所だ。

場所 茨城県下妻市堀籠1650-1
TEL 0296-43-2111 下妻市役所
 随時 (ネイチャーセンター9:00〜16:00)
 無休 (ネイチャーセンター月曜)
 無料
交通 関東鉄道下妻駅から車で10分
駐車場 無料駐車場有り


殺生河原・シャクナゲ自生地花情報 1999.05.18

温泉で有名な草津と白根山を結ぶ途中に、殺生河原がある。一帯は、有毒ガスを噴出し、厳しい自然の姿を見せることからその名がある。一方周辺には、国の天然記念物に指定されているピンクのアズマシャクナゲや白いハクサンシャクナゲの自生地があり、その数およそ100万株とも言われている大群生地だ。花は咲き始めており、これから6月のはじめにかけて、アズマシャクナゲがみられ、ハクサンシャクナゲは6月の半ば位からだろう。ドライブウェイやロープウェイからは、あまり花は、展望できないので、花を眺めるのなら、ロープウェイ下の駐車場から始まる自然遊歩道を利用するとよい。武具脱(もののぐ)の池のほとりの花は、来週末位がよいだろう。殺生河原一帯では、危険表示が有る場所での行動は、注意が必要なのはいうまでもない。

場所 群馬県吾妻郡草津殺生河原
TEL 0279-88-3642 草津観光協会
 随時
 無休
 無料
交通 JR長野原草津口駅から草津温泉行きバスで1時間、さらに白根火山行きに乗換え15分殺生河原下車
駐車場 駐車場有り(ロープウェイ山麓駅下)