「山旅倶楽部」で広がるアウトドアライフ

北国の春を彩る横浜町・菜の花畑 1999.05.17

東北の春を一際鮮やかに彩るのが、日本一の菜の花畑の町、下北半島横浜町のナノハナである。青い空のもと、どこまでも続く真っ黄色の菜の花は、光を浴びて輝き、春の到来を喜ぶかのようだ。ナタネ油の精製のため、つくられている畑であるが、今では、一面にひろがる情景をカメラに納めようと、大勢の人が訪れるようになった。とくに海岸のハマナスライン(国道279号線)は、10キロメートル以上にわたって花畑が点在するドライブウェイだ。菜の花は町役場より南では、4、5分咲き、北はまたまだこれからで、今週末から月末にかけてが見頃となるだろう。町では、菜の花フェスタとして5/23まで、ヘリコプターの遊覧飛行(3分大人4000円 3才〜小学生2500円のコースから)や菜の花観光馬車(JR吹越駅発着 1時間大人300円 こども100円)が、さらに野点(5/23 10:00〜15:00) が行われる。海岸沿いだけでなく、山側の道沿いにも菜の花畑は点在する。絶好のシャッターポイントをみつけたいものだ。

場所 青森県上北郡横浜町
TEL 0175-78-2111 横浜町役場経済課
 随時
 無休
 無料
交通 JR陸奥横浜駅周辺
駐車場 特に無し


尾瀬ヶ原・ミズバショウの季節到来 1999.05.17

尾瀬の花と言えば、歌とともに、水芭蕉の花がまず思い浮かぶだろう。どこまでも続く広大な湿原は、一面、白い妖精ミズバショウの花園となる。美しい稜線の燧ヶ岳を背景にした、さわやかな花風景は、忘れられない思い出となるだろう。花が咲く時期には、全国から人が集まるため、かなりの混雑は覚悟しなければならない。木道も人で渋滞するほどだ。宿も予約が必要である。ミズバショウは、ようやく中田代付近で咲き始めており、山の鼻ではまだ雪が残っている状態だ。花は、咲き始めると2週間位までが見頃となるので、5月下旬から6月上旬が訪れるには、よいだろう。なお戸倉〜鳩待峠間は、交通規制のため一般車は入れないので注意が必要である。

場所 群馬県利根郡片品村
TEL 0278-58-2111 片品村役場観光課
 随時
 無休
 無料
交通 JR沼田駅から東武バス1時間50分戸倉下車、関越観光バス乗り換え20分鳩待峠下車、徒歩1時間で山の鼻、さらに2時間で中田代
駐車場 有料駐車場有り(戸倉)