春
車に乗って20分 近くの里山へやってきました
僕にとっては行きつけの場所
20年前までは田んぼだった
今は自然公園のはずれの あまり人の来ない一角
人間がどう利用しようが 今でも谷戸の奥から水が沸きだし
生き物達はそれによりそい あるいは大きく取り囲み
まるで我が物顔にこの春を謳歌している
緊密に関わっているようで それぞれ完全自由に
雑然としながらも 凛とした美しさを持ち
あるいはユーモラスに
あるいは切実に
あるいはポカーンと
あるいはヒョロリロと
あるいはモモモモモモモモ!
アワンアワンアワン
なんでもありますよ
なんとなくいいかげんな畑と中途半端な雑木林
|