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野尻湖を目当てに出かける東京の人は少ないのではないだろうか。新潟との県境も近く、やはり遠いという印象はぬぐえない。大半は黒姫や戸隠のペンションや旅館に泊まってしまうように思う。現在の野尻湖はブラックバスの釣り場として認知されてしまっているので、湖畔を巡っても出会うのは釣り人ばかりだ
それゆえか、蓼科や白樺湖のようなお洒落なレストランは少ない。国道側は土産店や食堂はあることはあるが、大衆食堂が多い。僕も夕飯でよく利用している店もある
しかしたまには、リゾート気分でくつろぎたいではないか
斑尾側湖畔沿いにある、こじんまりとした、たたずまいのリゾートホテル「野尻湖ラフィネマルタ」の1階にあるレストランが「アビー」だ
ウッディーなインテリアのレストランは、観光客も少なく、落ち着いて食事ができる。僕はテラスのテーブルで野尻湖を見ながら食事をするのが楽しみだ。オムライスを食べ、デザートにケーキとエスプレッソコーヒーをいただくのがいつものパターン。湖畔の風が気持ちよい
「野尻湖ラフィネマルタ」もバブリーな時代には、妙高高原駅からホテルまでロールスロイスで送迎するサービスもおこなっていたが、さすがに現在はダッジで落ち着いている
今は夏場だけの営業となっているが、それでよいのではないかと思う
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