奥日光には中禅寺湖をはじめとして、幾つかの湖が点在するが、西ノ湖を除いた全ての湖は、火山の噴火によって溶岩で川が堰き止められ作られたものだ 湯ノ湖は三岳の噴火で出来た湖だが、奥日光で唯一温泉の湧き出る場所でもある。その名の通り湯元温泉で、光徳や中禅寺湖の温泉は、ここ湯元の源泉を引いている。湯ノ湖の南端は落差60mの湯滝で、落下した水は湯川となり戦場ヶ原に注がれている 夏は釣り人で賑わう湯ノ湖だが、真冬は一面凍結する。初めて真冬の湯ノ湖を訪れた時は湖面からの風がものすごく強く、立っているのがやっとの状態。シャッターを切る余裕は全くなく、体感温度はマイナス20度くらいに感じた。風さえなければ、穏やかな雪景色を見せてくれるのだが。日本海型気候と太平洋型気候がぶつかりあう場所が奥日光。それだけ気象も変わりやすく厳しいのだ。全面凍結しているかのように見える湯ノ湖だが、所々凍結しない場所を見かける。おそらく水が湧き出ているのだろう。ここだけは春の雪解けを早取りしているかのようだ
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