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No.22 | 2002.4.11 |
[Exif位置情報 あり] |
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青木湖から白馬に向かい、トンネルを抜け、まもなく右手が姫川源流だ。小谷の雪解けの頃の姫川は何度訪れても怖い。視覚的にも怖いのだが、激流の音がすさまじい。実際4月でも小谷から日本海に抜ける峠では、記帳ノートに通行者名を書かなくてはならなかった。多くの方は土石流による痛ましい事故も覚えていることだろう。それほどに暴れん坊の姫川だが、源流はなんともメルヘンの世界が広がるのだから、落差は激しい。四万十川の源流を見ても感動はなかったが、ここ姫川源流は何度訪れても心地よい。それは季節ごとの花達が出迎えてくれるからだ。4月上旬は残雪が多く残り、雪の中のフクジュソウを見たい人たちが訪れる。そしてカタクリが咲き、5月にはニリンソウのお花畑が展開する。姫川源流に接して親海湿原がある。こちらも5月から7月まで色とりどりの花園が現れる。写真は旬を少し過ぎたフクジュソウである。雪のフクジュソウもよいが、元気なフクジュソウも大好きだ。この頃、南神城の西にある貞麟寺ではカタクリやショウジョウバカマ、アズマイチゲが見られる。 |
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