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No.226 | 2003.10.27 |
[Exif位置情報 あり] |
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大台ヶ原から和歌山県熊野神宮へ向かう。上北山から七色ダムに出ると、紅葉も始まっている夕暮れの湖畔には、ブラックバスを追い求める釣り人も既になく、沈黙が支配していた。七色ダムを過ぎると七色峡が姿を現す。七色峡のある北山村は三重県と奈良県に囲まれた和歌山県の飛び地の村で村営の「観光筏下り」と柑橘類の「じゃばら」で有名な土地だ。何故に飛び地なのか..森林に囲まれたこの場所にはタブーに近い深い訳がありそうだ。七色峡は四季のうつろいに応じて川の色が七変化することから名づけられたという。僕が到着した時間は夕暮れ時で川の色は紺色に近く、なんとも不思議な風景が続いていた。あたりも暗くなり、先を急がないと夕食にありつけなくなりそう。一路、北山村にある温泉「おくとろ温泉」に向かう。到着した「おくとろ温泉きたやま」は木のぬくもりが優しい施設で露天風呂もあり、ここで夕食とともに名物の「じゃばらジュース」をいただいた。さっぱりとした味は柚子やスダチとも違い、むしろ沖縄のシークァーサーに似ているなと思った |
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