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No.184 | 2003.6.2 |
[Exif位置情報 あり] |
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津軽といえば、もちろん津軽三味線。一度生で演奏を聞いてみたかった。調べてみると弘前に津軽三味線のライブハウスがあるらしい。せっかくだから、ねぷた祭りも見てみたい。ねぷた祭りはねぶたと違い、穏やかな祭りだが、じんわりと体が熱くなってくる太鼓のビートがたまらなく心地よい。ねぷたの興奮も覚めやらぬうちに、弘前駅そばにある「ライブハウス山唄」に出かけた。ここは居酒屋だが、単なる居酒屋ではない。津軽三味線のライブハウスなのだ。1階は枡席、僕は2階席からステージを楽しんだ。店に入る前、客は年齢層の高い方が主流かなと予想していたら見事にはずれた。10代、20代の若者達が熱狂的に、三味の打ち出すリズムに酔いしれている。この三味を仕切っているのが経営者の山田千里氏だ。彼は津軽三味線の師匠でもあり、彼自身ステージで演奏を披露する。そして彼の周りで演奏しているお弟子さんたちは、また山唄の従業員でもある。席にお酒を運んでくれていた人が、いつのまにかステージで演奏しているのだ。それにしても連弾のパワーは本当に熱い。ロックコンサートなどくそくらえだ。弘前まで来てよかった。これぞ日本人の誇れるロック魂だと痛感した |
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