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No.157 | 2003.3.27 |
山口県は瀬戸内側、日本海側に限らず海岸からすぐに低山が連なる。棚田や段々畑、そして溜池のある風景が山口らしさだと思う。幼児期を下関は小月の段々畑で育ったせいか、僕の自然に対する原風景は照葉樹林と竹林、そして段々畑を流れる小川があっというまに海岸に辿り着く。つまり山から海までを見渡せる箱庭的な里山にある。加えて、山口の風景で欠かせないものといえば、なんといっても県花でもある夏みかんだ。日本での夏みかんの起源は江戸時代中期、安永年間の青海島に漂着した種を少女が拾い育てたことに始まり、明治に入ると萩から日本全国に普及し始めた。現在も青海島は大日比(おおひび)海岸の西本家に、国指定の天然記念物として原樹は残っている |
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