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名張市内から赤目四十八滝までは、ひなびた里山の風景が続く
名張で忘れてならないものは地酒。赤目四十八滝に行く途中にも酒造はあるが、この他にも小さな酒造を数件訪ねてみた。この地域の水は良質なので旨い地酒が出来るのだろう
室生寺や赤目四十八滝には昔ながらの土産物店が建ち並ぶ。そしてどちらもにも共通する土産に草餅がある。作りたての餅を抹茶で味わって欲しい。心が和むこと間違い無し。また自家製の漬物も見逃せない。和菓子と漬物に地酒を加えて、名張と室生の土産物としてお薦めする。松茸山のある地域なので、シーズンには安価に味わうことができるのも楽しみの1つだ
赤目四十八滝に行くには、この土産物屋の通りをぬけると日本サンショウウオセンターに出る。ここで入山料300円を支払い、渓谷沿いに歩くと、ほどなく行者滝に辿り着く。この滝から順番に見所を挙げると、銚子滝、霊蛇滝、不動滝、乙女滝、大日滝、千手滝、布曳滝、竜ヶ壺、斧ヶ渕、縋藤滝、陰陽滝、百畳岩、七色岩、姉妹滝、柿窪滝、横淵、笄滝、雨降滝、骸骨滝、斜滝、荷担滝、夫婦滝、雛壇滝、琴滝、琵琶滝、岩窟滝と、渓谷巡りができる。日本サンショウウオセンターを起点として布曳滝へは約30分、斜滝約1時間、最後の滝、岩窟滝までのフルコースだと最低1時間半はかかる。写真の不動滝だが、夏にはライトアップもおこなわれる
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