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三重県名張の赤目四十八滝は滝川となり、名張市内で宇陀川に合流する
この宇陀川を上流に向かうと、室生湖を経て室生寺に出る。写真の草紅葉は名張からほんの少し県境を越え、室生に入った所で出会った風景だ。このあたりは松茸山と呼ばれる、旨い松茸の採れる地域。シーズンには松茸の直売もおこなわれている。名張市内はお洒落な店も多く、大阪に勤める方達のベッドタウンなのだ。近鉄大阪線で大阪難波までわずか1時間、東京で例えるならば中央線の八王子にあたるだろうか。しかし宇陀川沿いの田圃ではホタルの姿も見られるほどに、名張の自然は素晴らしい。僕は名張から室生、大宇陀、吉野、桜井へと続く道が特に気に入っている。車で走っていてもほっとするのだ。そしてカザグルマの自生地をはじめとして、自然の宝庫でもある点も、もちろん見逃せない。もっとも吉野から桜井に抜ける県道の狭さと勾配の凄さには、もうダメかと思った。この地域、なめてかかるとしっぺ返しもきつい
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