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池の平湿原は長野県と群馬県の県境近く、高峰高原から湯ノ丸高原地蔵峠に向かう、湯ノ丸高峰林道の途中にある、標高2000mの高層湿原だ。夏の期間、7月14日〜8月26日までの土日祝日と旧盆はマイカーの乗り入れはできず、湯ノ丸高原からシャトルバスで池の平湿原入り口まで行くことになる
池の平湿原の魅力は野草の種類の多いことだ
6月はイワカガミ、スズラン、ハクサンシャクナゲ、そして下旬から7月にかけてはレンゲツツジ、アヤメが咲き誇り、8月にはマツムシソウ、リンドウ、クルマユリ、ハクサンフウロ、クガイソウ、ウメバチソウ、ワレモコウ、ヤナギラン、ノアザミなど、沢山の野草たちが美しく咲く。また近くの三方ヶ峰では7月コマクサの群落も見られる
池の平湿原を訪れるのならば高峰高原にも立ち寄ってみよう
7月下旬から8月上旬にかけて、高峰高原ではニッコウキスゲの群落やシモツケソウ、タカネナデシコなど、池の平湿原にも決して負けないほどの野草に出会える。こちらは駐車場の隣がお花畑だ
高峰高原といえば、高校時代、部活の合宿で毎年高峯山を訪れていた。落雷にあい、装備を全て残して、部員を引き連れ緊急避難したことや、夜、小諸の花火大会を眼下に堪能したことなどを懐かしく思い出す。特に落雷の経験は貴重だった。雷は上からではなく、地面に沿うように、横から落ちてくる。なにしろアマチュア無線用の50MHzヤギアンテナを頂上に立てていたので、たまったものではない。機器に触ると、ビビビッと感電しちゃう。AC100Vに直接触れたような強烈な電撃が体に走るのだ
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